水虫の種類で、小水疱型水虫(しょうすいほうがた)という水虫があります。
水虫の種類はいろいろありますが、この小水疱型水虫の特徴は、名前の通り水疱ができるのが、主な特徴です。
水虫というのは、かさかさだったり、じゅくじゅくしたり、いろいろな種類がありますね。
小水疱型水虫の症状
小水疱型水虫は、患部に水疱ができてしまう水虫です。
液体が入った赤みを帯びた水疱が強い痒みを伴ってしまう水虫です。
この小水疱型水虫ができやすい箇所は、比較的に角質の柔らかい部分です。
足の側面や土踏まず付近にできやすいようです。
最初は小さな水疱が数個ある程度ですが、だんだん症状が悪化していくと、数も多くなり、水疱も大きくなっていくようです。
痒みがあるので、ついついかきむしってしまいます。
治療を放置すると、足の裏全体に感染が広がってしまうことも。
小水疱型水虫になりやすい時期
小水疱型水虫は、じめじめした暑い梅雨時期や、夏場に発症しやすいようです。
一般的な治療方法は、塗り薬による治療となります。
ただ、症状が悪化してしまうと、内服薬も飲まないといけなくなってしまうこともあります。
白癬菌というのは角質の下に潜んでいるので、見た目で治ったと思って安易に治療を中断してしまうと、水虫は再発してしまいます。
また、水虫の原因菌である白癬菌は、足だけに感染するわけではありません。
【白癬菌の感染による水虫】
足に感染 ⇒水虫
爪に感染 ⇒爪水虫
手に感染 ⇒手白癬
体に感染 ⇒体部白癬、ゼニたむし
頭に感染 ⇒シラクモ
股に感染 ⇒いんきんたむし
良くなったと思っても、皮膚のサイクルは通常28日周期なので、少なくとも1ヶ月くらいは治療を続けることがしっかり治すコツですよ。