世界の小澤といわれる小澤征爾氏が、グラミー賞『最優秀オペラ・レコーディング賞』を受賞しました!
小澤征爾氏は、これまでもグラミー賞にノミネートされていましたが、今回の8回目のノミネートで、グラミー賞初の受賞となりました。
アルバム「こどもと魔法」が『最優秀オペラ・レコーディング賞』受賞
アメリカの音楽界でもっとも権威のある、第58回グラミー賞授賞式が15日(日本時間16日)に、アメリカのロサンゼルスで行われました。
指揮者の小澤征爾氏が指揮をした、ラベルの歌劇「こどもと魔法」を収めたアルバムが、『最優秀オペラ・レコーディング賞』を受賞しました。
小澤征爾氏は、これまでもグラミー賞にノミネートされていて、8回目のノミネートにして、また80歳にして初のグラミー受賞となりました。
ラヴェル作曲「こどもと魔法」とは
『最優秀オペラ・レコーディング賞』を受賞したアルバム「こどもと魔法」は、モーリス・ラヴェルが作曲した1幕の歌劇です。
舞台はフランスのノルマンディ地方の田舎の家で、母親の言うことを聞かないいたずら好きな子供が、魔法との出会いで優しい心を取り戻すストーリーです。
今回受賞したアルバム「こどもと魔法」は、小澤征爾氏が2013年8月に、長野県松本市で開かれた音楽祭の“サイトウ・キネン・フェスティバル松本”で録音されたものです。
※現在は、“セイジ・オザワ 松本フェスティバル”
小澤征爾氏は、「みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。」
と喜びのコメントをしています。