夏バテ防止が期待される栄養素はビタミンB1、ビタミンB2、 クエン酸などがあげられます。 どんな食材に入っているのでしょうか。

ビタミンB1は、豚肉、たらこ、うなぎなどに 多く含まれます。 ビタミンB1は炭水化物をエネルギーにかえる手助けをしてくれるので 麺類などを多く食べる夏に最適な栄養素といえます。 疲労回復の効果もあるので積極的に摂るようにしましょう。

「土用のうなぎ」は、夏バテしないように考えられた 昔の人の知恵なんですね。 うなぎ ビタミンB2も、同じように脂質をたんぱく質や糖質などに分解して エネルギーにかえる手伝いをしてくれます。 ビタミンB2は肌荒れなどにも効果があり納豆、卵、レバーなどに 多く含まれます。

ビタミンB1、ビタミンB2は、どちらも身近な食材で摂取できるので 毎食摂ることもできますよね。 水溶性なので、尿と一緒に体の外に排出されることから 摂り過ぎて体に溜め込む心配もありません。

どの食材もそうですが、それぞれ単品で食べるよりも 組み合わせて上手に食べたほうが吸収率があがるので

納豆ご飯→納豆卵かけご飯(納豆+卵+炭水化物)

豚丼  →カツ丼    (豚肉+卵+炭水化物)

ご飯  →たらこおにぎり(炭水化物+たらこ) のように、少し工夫するといいですよ。

最後にクエン酸ですが、 クエン酸も疲労回復に非常に効果的で 汗や日焼けでぼろぼろの肌の調子を整えてくれたり 冷房などで冷えた体を血行をよくして改善してくれたりします。 クエン酸は、酸っぱいイメージ通り 梅干しやお酢、レモンなどのかんきつ類に 多く含まれています。 酢の物やレモンスカッシュなどで手軽に摂れますね。 3つは夏に効果的な栄養分ですが 他の成分ももちろん大事なのでバランスよく摂るようにしましょう。

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