4月から一般家庭でも電気の契約先を選べるようになるということを耳にしている人も多いはず。
けれども“電力自由化”とはいったい何?
私たちはどうしたらいいの?
と悩んでしまいます。
消費者庁は23日に、消費者に向けて、『五つの誤解』を挙げて注意を促しました。
電力自由化とは?
テレビやネットなどで話題になっている“電力自由化”。
今までは、北海道に住んでいたら北海道電力から、などと決まった地域の電力会社からしか電気を買えませんでした。
“電力自由化”というのは、今までの国が決めた規制をなくし、他の地域の電力会社や新電力から電気が買えるようになります。
市場参入規制を緩和し、市場競争を導入することにより、消費者にとって、電気料金の引き下げなどの利点があります。
新電力とは?
新電力は【特定規模電気事業者】のことで、大手の電力会社とは違い、ガス、通信、製紙、商社などの会社が、自分の工場用に発電設備を持っている会社が作る電気のことです。
ただ、このような会社は、送電線網を持っていないので、大手電力会社に使用料を払い、送電線を使わせてもらうことで、電気を送るシステムになります。
“電力自由化”について『五つの誤解』とは?
4月から一般家庭でも電気の契約先を選べるようになるのを前に、消費者庁は23日に、消費者に向けて、『五つの誤解』を挙げて注意を促しました。
その内容とは、このようなものが挙げられました。
◎停電が起こる?
⇒今までと変りません!
◎新たに電線が必要?
⇒既存の送電線・配電線で送られます!
◎3月中に契約が必要?
⇒あわてて契約する必要はありまん。
そのままなら、既存の電力会社のままです!
◎クーリング・オフはできない?
⇒8日以内なら、出来ます!
◎スマートメーターは有料?
⇒新たな物を購入することはありません!
契約トラブル、クーリング・オフなどの相談は、
消費者ホットライン(188)へ相談してくださいね。
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