水道水の塩素除去に、クエン酸が効くという話をよくききますが 実際のところは、どうなんでしょう。
ネットで調べてみても、専門家の意見を聞いても 意見は真っ二つに割れているようです。 自分の判断に任せるしかないようですね。
塩素除去にクエン酸は効果がない、という人は 「クエン酸は還元力が低いので、大量投入しないと ほとんど効果がでない」といっています。
クエン酸を大量に入れてしまうと、水のPHも酸性に かたむいてしまうので、もし洗濯に使うのであれば 洗浄力にも影響があるかもしれません。
しかも、大量投入となると 実際、毎日使う水ですから経済的にも無理がありますよね。 良い方法としては、薬局にも売っている アスコルビン酸原末を使うという手があります。 アスコルビン酸原末は粉末状のビタミンで よく、塩素過敏症の人がお風呂に入れたりするので 知っている方も多いかもしれません。
アスコルビン酸原末は、ほんの少量でいいので 洗濯や浴槽など、水をたくさん使う場所にちょうどいいですよ。 また、炭(備長炭など)やかんきつ類の皮なども 効果的だという人もいます。
お風呂なら2番風呂に入るとか、 シャワーに塩素除去ヘッドをつけるなどの方法もあります。
浴槽なら、お湯を張ってから換気扇を回しているだけでも かなり塩素は抜けるといいますし 水道水から直接水が飲める国は日本だけ、 それは塩素のおかげでもあります。 どちらにせよ、ひどい過敏症でなければ あまり神経質になりすぎないようにいられるといいですね。