赤ちゃんのまわりには、危険がいっぱいです。 中でもやけどには注意してあげなくてはいけません。
赤ちゃんは、「熱い」といえないので 気づいたときには深いやけどをおってしまうことがあります。 少しでも原因になりそうなものは 遠ざけてあげましょう。
たとえば、ストーブなどの暖房機には 寝返りやハイハイなどでも、十分近寄っていくことができますし 熱を加えた状態のお鍋には、手を伸ばしただけで 触れる可能性もあります。
また、立ち上がれるようになると 色々なものに興味を持ち始めます。 炊飯器やポットからでる湯気を見つけたら、 触ってみようと近寄っていきますし 火のついたタバコに興味を持つかも知れません。
赤ちゃん、幼児の事故は 周りの大人が気をつけてあげなければいけないのです。 注意しすぎる、と言うことがないくらい 子供は思いもよらない行動をとるのです。
それでも万が一、やけどしてしまったときは 大人と同様、水道水で冷やしてあげてください。 衣服を脱がせにくいときは、衣服の上からで かまいません。
逆に、無理に脱がせてしまうと水ぶくれなどが はがれてしまいます。 15分以上、流水で冷やし続けるか やけどの場所によっては洗面器などに水を張りましょう。 水をかけにくい部位の場合なら、保冷剤や濡らしたタオルなどを 当てて、とにかく冷やしてあげることが大切なんです。
症状が軽度で、痛みもないようなら大丈夫ですが 水ぶくれができていたり、広範囲のやけどの場合は すぐに皮膚科、または小児科を受診しましょう。 深いやけどをおった場合は一刻も早く 救急車をよんでくださいね。